注力分野

トレントによる著作権侵害対策

ただ乗りを許さないために

概要

トレント(BitTorrent)は、P2P方式によりユーザー間でファイルを分散的に送受信する仕組みです。ファイルをダウンロードする利用者は自動的に当該ファイルの一部をアップロードする側になるという特性上、著作権で保護されたコンテンツを共有した場合には、著作権侵害に該当することになります。
当法人では、トレントを利用した著作権侵害を検知するシステムを用いて、侵害者のIPアドレスやタイムスタンプなどの情報を取得しています。そして、当該情報を基にして、発信者情報開示請求を行い、損害賠償請求などの法的対応を行っています。
特に、当法人は、トレントによる著作権侵害に精通した韓国の法律事務所と提携しており、日本国内だけでなく、韓国での侵害対応にも対応しています。日本のコンテンツは、韓国でも人気が高く、韓国における侵害事例も多く確認されています。当法人では、そのような韓国における侵害事例を放置せず、日韓両国にまたがる対応や韓国限定での対応も行っております。

1トレントによる著作権侵害対策

検知システムを用いた調査結果に基づき、プロバイダに対して発信者情報開示請求を行っています。また、意見照会に同意していただけない場合には、裁判所に対して、発信者情報開示命令の申立を行っています。
発信者が特定された後は、当該発信者(侵害者)に対して、一定の条件での和解提案を行っています。これに誠実に応じていただけない場合には、刑事告訴や民事訴訟を行うことになります。

トレントによる著作権侵害対策

2発信者情報開示請求による意見照会を受けた方へ(Q&A)

突然のご連絡にご不安やご懸念を抱かれている方もいらっしゃるかと存じます。
当法人では、皆様から寄せられるご質問やご相談に適切にお応えするため、以下のとおりQ&Aをご用意いたしました。

通知内容をご確認のうえご不明な点がございましたら、メールまたはお問い合わせフォームを通じてお気軽にお問い合わせ下さい。

意見照会への対応

意見照会について、どのように対応したらいいですか。
ご自身でご判断いただく必要があります。
意見照会に同意した場合は、どうなりますか。
一定の条件での和解をご提案しています。
意見照会に同意しなかった場合は、どうなりますか。
裁判所に対して発信者情報開示命令を申し立てます。発信者情報が開示された後には、和解交渉、民事訴訟、刑事告訴などを行っています。
意見照会を受けましたが、身に覚えがない場合はどうしたらいいですか。
ご家族や同居の方などが利用しているケースがよく見られますので、ご確認下さい。

和解交渉

和解交渉をするためには、どうしたらいいですか。
当法人から通知するメールアドレス宛にメールをして下さい。メールアドレスが分からない場合には、お問い合わせフォームからご連絡下さい。
弁護士に依頼せずに、自分で和解交渉することは可能ですか。
可能です。
弁護士に依頼することによって和解金額を減額することができますか。
弁護士への依頼の有無によって提示する和解条件に違いは設けておりません。
指摘された件以外もトレントを利用していたのですが、どうしたらいいですか。
当法人が代理している著作権者については、過去のすべての著作権侵害について和解をすることが可能です。一方、当法人が代理人となっていない著作権者のものについては、当法人では解決することができません。

その他

架空請求ではないか、心配です。
架空請求か否かを確認しますので、ご連絡下さい。

関連コラム

30分無料 Zoom 法律相談

特定分野について、
初回30分無料の法律相談を実施しています。

準備中

お問い合わせ

受付時間 月~金 9:00~18:00

お問い合わせフォーム